理解不能な行動をとる人に対するイライラを減らす方法

こんばんは、つきしまです。

ブログが1週間空いてしまいました。理由は色々なのですが、今週は通常通り、週2で投稿の習慣を取り戻していこうと思います。頑張ります。

 

今日は久々に、選択理論で学んだことのシェアをしようと思います。

 

この学びは、理解不能な行動をとる人に対するイライラを減らすのに役立ちました。

その学びとは、相手が満たしたいと強く思ってる欲求がどんな欲求なのか考えて関わることです。

 

どういうことか、詳しく書いていきます。

選択理論では、人間は生まれながらに、以下の5つの基本的な欲求を持っていると考えます。

 

・生存の欲求(例,睡眠欲、食欲、生殖、失敗を回避し安全を求める傾向)

・愛、所属の欲求(例,誰かと深く関わりたい、色んな人と広く関わりたい)

・力の欲求(例,認められたい、勝ちたい、成果を残したい)

・自由の欲求(例,自分のやりたいたいようにしたい)

・楽しみの欲求(例,新たな知識・経験を得たい、好奇心旺盛、知識欲)

 

全ての人間は、この5つの欲求を全て持ち合わせています。ただし、その欲求の強さは人それぞれ異なるそうです。

力の欲求をたくさん満たしたい人もいれば、楽しみの欲求をたくさん満たしたい人もいる、ということです。

 

 

 

人の行動が、理解不能だと思ってしまい、イライラしてしまうのは、この、「5つの欲求の強さは人によって異なる」というのが要因になっています。

 

例えば、自分のやりたいように仕事を進めたいAさんは、自由の欲求が強い傾向があります。

一方でBさんは、強い生存の欲求をもってるので、失敗したくないという気持ちが強いです。なので、Bさんは仕事のやり方を先輩に指示をもらうまで動きません。

自由の欲求が強いAさんは、

「なんでBさんは、先輩に指示もらってばかりなんだろう?」

と思うはずです。

もしAさんとBさんが仕事を一緒にするなどで関わる機会が増えれば、AさんはBさんに不満が溜まるでしょう。同じく、BさんもAさんに不満が溜まるはずです。

 

他の例だと、遊園地に遊びに行きたい彼女と、お家でゆっくりしたい彼氏の間では、楽しみの欲求と、生存の欲求がぶつかっています。

これが積み重なると、このカップルは互いの欲求が満たせなくなるので、不満が溜まって関係が悪くなるかもしれません

 

こんな風に、人それぞれ、欲求の強さが違います。そして欲求の強さが異なるもの同士が、関わることで、互いが互いの行動を理解できず不満が溜まり、イライラして、関係が悪化してしまうわけです。

 

では、どうすればイライラせずにすむかと言うと、相手が強く満たしたいと思う欲求が何かを考えるだけでいいと思っています。

イライラの原因は、満たしたい欲求の違いによるものだ。

って分かるだけで、イライラは案外消えるものです。

 

ああ、この人の行動イライラするなーって思った時は、

この人のの欲求は何だろう?あ、この人は力の欲求が強いのか。だから楽しみの欲求が強い私は、イライラしちゃうのか。

みたいに考えるだけで、いいのです。これはけっこう効果あります。

 

もちろん、仲の良い友人や、恋人など、選べる人間関係では、欲求の強さが似てる人同士で関わればいいのですが、仕事やアルバイトでは、そうはいかないので、この考え方は役に立つのです。

それにどんなに仲の良い友人でも、いずれ欲求の衝突が起きることもあると思いますし。

 

相手の行動にイライラしたら、相手の欲求が何なのか考える。

意識的なことなので、定着が難しいかもしれませんが、ぜひ、使ってみてはどうでしょうか?

 

読んでくれてありがとうございます。