1日だけ断食をして感じたこと

こんばんは。


最近、体をデトックスすることにはまっています。

その関係で、昨日、1日だけですが断食をしてみました。水と少しの塩を舐める1日を過ごしたのです。

断食によって体から毒素や汚いものが、排出されるそうなのです。


なので今日は、1日断食をして感じたことを書いてみようと思います。たくさんあるのですがいくつかピックアップして書きます。


まずは、当たり前だけど、とにかくめちゃめちゃお腹が空いて辛い。

僕はその日、軽く運動もしてたので、余計にお腹が空いていたのかもしれないが。とにかく辛い。


お腹空きすぎで、全てのことを食べ物に結びつけて考えてしまっていた。

例えば夜。

お腹が空きすぎて寝れないから、羊数えよー。

って思って羊数えてたら、この羊、ラム肉にしてシャブシャブにしたら美味しいかなあ。

なんて考えてた。

冗談みたいだけど、本当の話で、お陰で眠るのは苦労した。


他にも、Youtube見て空腹誤魔化そうとしても、自分が空腹すぎるせいか、食べ物に関わる動画ばっかり目に付いたり、SNS見ても食べ物の写真あげてる投稿が大量に目についたりした。

ほんとに食べ物のインスタストーリーばっかりだから、1度断食してストーリー見てみてほしいくらいだ。


こんな感じで、とにかく何でも食べ物に結びつけたり、食べ物意識したりと、お腹が空いて辛かった。

このままいけばいつか、そこら辺のゴキブリとか食べれるな。って本気で思ってたくらいだ。


ただ、この苦しさは断食の良いところでもある。欲求を抑えるという精神的な修行になるのだ。


この欲求と苦しみが2つ目と3つ目の感じたことにつながる。


欲求に関しては、ファミレスコンビニ神だな。

って、断食を通して感じた。


ちょっと食べたいと思った時に手軽に食事ができる環境が都会は特に揃っている。

これの有り難みを感じたのと、人間の欲求をバッチリ捉えていて、ファミレスとコンビニ考えた人すごいなって感じた。


とにかく現代は食の欲求を簡単に満たせるようになっているんだなって体感して、この時代に生まれてることが有り難いなって思った。


有り難いと思った一方でこの利便性の話は、

3つ目に感じた、苦しみの話に繋がってくる。これは、

苦しみを体験したからこそ喜びがある。

ってことだ。


断食したから感じられた喜びの1つに、水が甘いと感じたことがある。


断食中は味をほとんど体験しないから、僕は味を渇望していた。

苦しいなかで味を渇望し、水を甘いって思い込もう。って飲んでみたら、

何となく水の甘さを感じたのだ。


味を体験しないという苦を体験をきっかけに、少しの喜びを感じることができたのだ。


他にも断食が終わった後の食事でも、食べられることそれ自体の喜びを感じることができた。

おかゆを食べたのだが、ただのおかゆでも、ちゃんと甘い味がした。


食事をしないという苦しみを体験したからこそ、食事ができる喜びがあるんだなって感じられたのだ。


ファミレスやコンビニは本当に便利で有り難いけど、苦しみを体験した喜びを味わうのには、誘惑になるなって感じました。


前に本を読んだ時に、


現代人は自分の欲求を簡単に満たせる時代に生きてるから、苦しみを耐えた先にある大きな喜びを手に入れることを困難に感じる。


みたいなことが書いてあったのですが、まさにそれだな。って思いました。


苦しんだからこそ、喜びも大きくなるんだな。ぼくは普段、簡単に欲求を満たして生きてたな。

ってたった1日の断食だったけど、感じたのです。


目的だった体のデトックスが出来たのかは、あまり分かりませんが、精神修行になり、断食やってみて良かったなって感じました。


これからも月に2回くらいやろうと思います。

ぜひみなさんもやってみてください。