タピオカのために並ぶ人たちを尊敬したお話
こんばんは、つきしまです。
僕は最近チェスにはまっているのですが、はまったキッカケは、最近読んだ本に、チェスは忍耐を養えると書いてあったからなのです。
忍耐は、高い目標を追求する際に必要な要素らしいのです。
そして、現代の人々は、忍耐が欠如している人が多いみたいなのですが、僕はまさに欠如しているのでチェスを始めました。
忍耐は、長期的な目標を追求する上で、重要な要素だ。
どういうことかと言うと、
長期的な目標は、目標達成という果実を手に入れるのに時間がかかるので、忍耐が欠如していると、長期的な目標達成が厳しくなるようだ。
いつかのブログに書いた記憶もあるが、
今の時代は忍耐が欠如している人が多いらしい。
なぜかと言うと、
何でも即座に手に入る時代になったおかげで、目的を果たすことが容易になったから。
というのが原因の1つにあるみたいだ。
ごはんが食べたければ、スマホで注文。
服が買いたきゃ、スマホで注文。
本が読みたきゃ、スマホで注文。
たしかに、何でもすぐに手に入る。
行動に対する報酬の確保が素早くなったので、労力の伴う活動は、先延ばしにしてしまうという理屈だそうだ。
こんな便利な時代に生かされている僕自身、先延ばしは、思い当たる節は多々あるし、だからこそ忍耐は欠けているなと感じる。(だからチェスを始めたのだ。)
忍耐を手に入れたら、いいことはちゃんとある。
欲しいものを手に入れた時の満足感が高まるのだそうだ。
目標達成を待つことで、その間に切望する感覚を育て、いざ目標を達成したら、すぐに目標達成した時より、嬉しさが倍増するわけだ。
欲しいものをすぐ買うより、しばらく待って買った方がその物への愛着もわくし、
ディズニーランドだって10分待ちでアトラクションに乗るよりも、60分待ちで乗った方がアトラクションも何だか楽しい気分になる。
むしろ10分待ちだと、「こんなもんか。」手気持ちにもなるかもしれない。
(僕はこの待ち時間が苦手なので、ディズニーがそこまで好きじゃない。忍耐の欠如が露呈している。)
多くの人が、先延ばしにしたり、待つことで生まれる切望する感覚は味わったことがあるだろう。
ちなみに、僕はタピオカドリンクに並ぶ人たちを、バカにしていた。
彼女たちが並ぶのは、
タピオカが飲みたいからなのか、
とりあえずインスタに載せたいからなのか、
タピオカ飲まなきゃ生きていけないからなのか、
何のために並んでるのか知らないけれども、
タピオカのためにアホみたいに並んでてバカみたいだなあ。暇なのかなあ。
とか思ってたりしたが、今では、
タピオカドリンクを獲得するという目的のために長蛇の列にも並び、目標達成を切望する感覚を鍛えている彼女たちには尊敬の念を抱かずにはいられない。
彼女たちはきっと長期的な目標を達成する資質が人よりも養われているに違いない。
今日はこんな感じで。
読んでくれた人、ありがとうございます。