大学の図書館にいて残念に思ったことと、嬉しい気持ちになったこと。

こんにちは、つきしまです。

僕は今、大学の図書館にいます。で、図書館にいて思ったことを今日は書こうと思いました。

 

近頃、僕の大学の図書館のほぼ全ての座席には、<盗難に注意>という旨が書かれたシールが貼られるようになった。

どうやら、図書館の席を離れたすきに、貴重品などを盗まれる被害が図書館では起きているみたいだ。

 

この注意書きを見て思ったことを書いていこうと思いました。

(今日の話は、注意書きを色々してるのに、盗難がなくならないという前提で話をします。)

 

 

色々書く前に、僕が思う、この注意書きがに期待されてる役割を書く必要があると思う。

 

この注意書きに期待されてる役割は、

「図書館利用者へ盗難に対する注意喚起」と

「盗難犯への間接的な警告」

の2つだと思っている。

 

注意喚起に関しては、<盗難に注意>という文字通り、図書館利用者へ注意するように呼び掛けている。

 

「盗難犯への間接的な警告」に関しては、「図書館利用者は、盗難防止意識が高まってます。盗難しようとしてる方、盗難が難しくなってますよー。」と図書館運営側が伝えたいのだと思っている。

要は<盗難に注意>という言葉はメタメッセージとして、盗難犯への警告をしてるのだ。

 

そして僕が<盗難に注意>という注意書きを見て湧いた気持ちが、「残念だなあ」という気持ちだ。

「わざわざメタメッセージとして警告されないと、盗難を辞めないような人が同じ大学にいるのか、はあ。」

という気持ちだ。

例えるなら、「宿題はやってこなきゃダメですよ。」って言われなきゃ宿題をやってこない小学生みたいなものだ。

盗難犯が学生とは限らないが、少なくとも高校卒業したくらいの年齢の人が犯人だと思うので、そんな人が大学にいるのか。。。という気持ちにはなる。

 

で、次に思ったのが、良くないことをしてる人に対してメタメッセージを伝えて、その良くないことを辞めさせようとした時に、

メタメッセージは上手く伝わったのに、良くないことを辞めてもらえなかったら、

どうやって良くないことを辞めさせられるのだろう。

ということを思った。

 

分かり易いように、盗難の例を使って書くと、

<盗難に注意>という注意書きで、盗難犯に盗難の警告ができたのに、盗難が減らなかった時は、どうやったら盗難を減らせるのだろうか。

ってことを思ったのだ。

 

盗難犯が後を絶たない現状があるって前提ではあるけど、

メタメッセージが伝わってるのに盗難する人が減ってないなら、

<盗難に注意>という注意書きに期待されてる役割である「間接的な警告」という役割を果たせてない。

 

もしくは、そもそもメタメッセージが伝わってなくて盗難する人が減らないなら、盗難犯は、きっと盗難を良しとされる環境で育ってきたのだろうと思うから、いくら注意書きをしても意味ないと思う。

 

僕が考えたいのは、前者。メタメッセージが伝わってるのに、盗難が減らないパターンはどうすりゃいいんだろう。ということだ。

 

 

答えはまだ分からない。メタメッセージのパワーを強くすることくらいしか思いつかないなあ。コピーライターの人とかは、こうゆうのが得意なんだろうなあ。

なんて思うくらいだ。

 

長々と、しかも自分なりの答も出てない、ただ思ってることを、書いたのでぐちゃぐちゃで恐れ入りますが、図書館にいて思ったことを書きました。

 

あともう1つ、今日ブログ書いてて、立教大学は心優しいな。と思った。(僕の大学は立教大学です。)

なんでかっていうと、盗難犯への警告にダイレクトなメッセージではなく、メタメッセージを使ってるからだ。

 

というのも、

大学には盗難犯がいるとは言え、多くの学生は盗難なんてしない学生ばかりだ。

それなのに「盗難は、絶対に許さない!」なんて張り紙が図書館の全座席に貼られていたら、少し不快な気分になりそうだ。僕はなる。

 

張り紙は、盗難をしてない学生の目にも入るので、そういった学生が不快な気分にならないように<盗難に注意>と書いて、学生の気分を損なわないようにしながら、盗難犯への警告も忘れない。

という、立教大学の心遣いには、心優しいなと思い、すこし愛校心が増した。

 

前に、メタメッセージなんて要らないだろ。みたいなことをブログで書いたけど、必ずしもそうじゃないなとも感じた出来事だった。

 

ちょっと長くなったけど読んでくれた人、ありがとうございます。