中々壁を突破できない時は、一度テキトーにやってみる。
こんばんは、つきしまです。
先週の日曜日にブログが書けなかったのは、ブログを書く時間を確保できなかったのと、ネタが思いつかなかったからです。
今日は書けてよかった。
今日なのだけど、壁にぶつかってる時って、投げやり何かやるのも悪くないなあって思った出来事があったので、それを書いてみようと思う。
最近チェスがマイブームで、スキマ時間によくやっている。
GRITという本で、チェスは忍耐を養うのに、最適なボードゲームだと書いてあったので、やり始めたのだ。
たしかにあれは、忍耐を養える。
目の前の駒をとることだけしか考えなかったら一瞬で形勢逆転するし、
相手の色んな駒の動きを考えてから自分の駒動かさなきゃ、強い駒すぐとられちゃうし、
感覚で動いたらすぐにやられるから、忍耐はつく。
感覚で動いちゃったりする人、おすすめ。
そんなわけで、チェスをやってるわけだけど、
これが中々勝てない。
あるレベルになった途端、全く勝てなくなった。
1ゲーム30分くらいかけてやってることもあるんだけど(もはやスキマ時間ではないが。)勝てないのだ。
色んな駒の動かし方を試して、惜しい所まで行くときもあるんだけど、良くて引き分け。
そして、とうとう今日、考えるのが疲れてしまって、
うわー!ってなって、テキトーに駒を動かしてチェスをやってしまったのだ。
結果は、相変わらず負けた。
テキトーにやることは、忍耐を養いたいという、僕がチェスを始めた本来の目的からは、外れてしまっている。
けど、これまでとは違って、いい感じに相手の駒を動かせて、
これまでとは違った形でゲームが進んだのだ。
この状況になって僕は、これまで色々ぐるぐる考えてチェスをやってたけど、
たぶん僕の駒の動かし方は、色々変えてるつもりでも一定の傾向があって、だから、いつも同じ形で相手に追い込まれるのだと気付いた。
つまり、色々工夫してるつもりでも、実際そんな変わってなかったってことだ。
けど投げやりに、なーんにも考えないでプレイしたことで、僕の普段の思考回路とは違う駒の動きになって、結果いい形で追い込めるようになっていたわけだ。
勝てなかったけどね。
中々突破できない壁を突破するためには、いつもと違う行動をするのは大切だと思っているのだけど、
意図的に行動を変えられない人は、案外投げやりにやってみたら、上手くいくのかもしれない。
思えば、僕の高校の化学の先生も、
卒業研究かなんかで、実験が全然うまくいかないから、てきとーに薬品混ぜたら、なぜか実験成功して、研究が評価されたみたいなこと言ってた。
これと似てるな。というか全く同じだ。
いつもと違うことを意図的にするのって、多分けっこう難しい。無意識に行動って左右されるから。
そんな時は、なーんにも考えないで、てきとーに行動してみると案外状況が打破できたりするのかもしれないと思った出来事でした。
汎用性の低そうな気付きだな。。。